アフガニスタン30年の闘い 中村医師の足跡~アフガンへの献身~

  1月27日(月)松井さんが講演を聞き概略を載せました。

〇仲村哲医師:1946年福岡県生まれ、小さい頃より昆虫(蝶)に興味あり。アフガンは昆虫の宝庫。

  九州大医学部卒―肥後診療所、大牟田労災病院等勤務(脳神経外科)する。福岡登高の遠征隊に参加し、ヒンズークッシュ山脈に行く。その後パキスタン、ペシャワールの病院で働く。

  パキスタンでハンセン病患者2万人専門医3名、ハンセン病担当医として赴任する。

  19839月中村医師の赴任により、ペルシャワール会発足した(現地活動を物心両面で支援)

医療,農業に35年間献身したが、6年前に凶弾に倒れる。

〇アフガニスタン:人口2800万人、イスラム国家,98%農業、背後に7000m級の山あり、

日本から6000㎞、ほぼ同緯度。パシャワールはアフガンに近く、国境はあってない、難民が多い。当時ソ連がアフガンに進行中、10年で撤退、アメリカも応援したが10年で撤退した。

1.医師としてアフガンに赴任したが、砂漠地帯で病気より生活が貧しい(子供の25%は命を失う)

水分確保で井戸を掘る(1,600か所)。医療より水の確保が先であると判断する。

しかし、この程度では水分の確保は追いつかず、近くにクナール河(山脈より多くの水あり)よりの水路を作り、砂漠に水を通水させる。現地人での勉強会で将来へ繋げることの考えを説明し、納得させて計画を進行した。

2PMS(アフガンの日本医療センター組織)を立ち上げる。温暖化の進行で砂漠地帯化したが、以前の様に緑を取り戻す。不可能との声が多いなか説得し、日本の江戸時代よりの土木方式と知恵で、苦難したが現住民を説得する(1日生活分の給料を出した。多くの部族の集まりの国)。行うのは現地の人―協力なければ完成は不可能です。中村医師が自ら重機を操縦し作業を行う、通水路は9年で25㎞を確保し、現地人の努力を得て完成する。

  川よりの水路への取水設備や通水―万年雪き・急速な雪解け水、急流で苦戦の連続(石の金網でのかご等の活用)、川よりの高い土地への通水(水車の応用等)困難な冠水でした。

  指導したのは中村医師で、独学で土木行工事のノウハウを学び、自ら作業し偉業を成し遂げた。

完成時は現地人皆が感激し満願の笑顔だった。これで戻って農業ができる。砂漠を緑化100万本の防風林・砂防林これも、日本人の寄付で完成した。

3PMS資金がないので、福岡に帰りアフガンの現状・貧困状況を説明し寄付を得る。(1ヵ月で2憶円の寄付を得る)1600haの緑地  

  確保で60万人の命を救う。

・米国のタリバンによる同時多発事故で、米国の資金は減少しアフガンの生活は500万人が難民となり、より困難な状況となった。

4.完成後は砂漠が緑化し、避難生活を送っていた農民は帰省し、農業に従事するようになった。教会、学校や流通設備、バザール等が重要である。これらの完成で、より良い元の生活が出来るようになった。

5.中村医師にアフガニスタン大統領から叙勲授与。

6.2019124日凶弾に倒れる。未だ原因は不明――なぜ?だれが?

  日本では全国紙で大きく報道され、反響が大きかった。残念な結果である。

7.アフガンにおける、用水路建設の作業は中村氏により育てられ、現地の人たちが中心になって、現在も続けられている。ペルシャワ―ル会は今日も活動している。

 

*感想:視野を広げ、現地の状況がより理解ができ、有意義な2時間の講演でした。  松井記


我が家のメダカ  5月に友人から稚魚を頂き、水槽で飼育しています。11月下旬に写真を撮りましたら、成長しているのが分かりま

         した。


11月28日 皇帝ダリア

 寺内さん宅の皇帝ダリアが咲きました。高さは3メートルほどになっているそうです。 (寺内撮影)


11月28日 武蔵嵐山渓谷の紅葉

 松井さんが仲間と行って来ました。木々は紅葉の見ごろでした。(松井撮影)


11月6日 神代植物公園

 秋バラがきれいに咲いていました.  (松井撮影) 


25分の空中散歩(10月24日)

 全山紅葉には少々早すぎました。ロープウェーから苗場の山々をスマホで撮りました。


7月下旬~8月上旬の夏旅

 皆さんに夏の思い出を募りましたが、なぜか届きませんので僭越ですが私の避暑の旅を紹介させて頂きます

 80歳半ばを過ぎ足腰の衰えが見えてきた近頃ですが見納めと思い、昔 楽しんだアルペンルートを乗り物に乗って行ってきました。


7月22日(月) 笹竹のしずく

 日の出のころ、ふと庭に目を移したら笹竹の葉にきらきら光るものが、まるで宝石をちりばめたような美しい世界に感動しました。

 雨のしずくではなく、他の木の葉には付いていませんので写真に撮りました。ご覧ください


7月6日(土)第46回 美奈和会発表会

 南浦和文化センター小ホールで行いました。公民館活動をしているコーラスグループ8団体が参加し、日ごろの練習の成果を披露しま   

 した。ひばりは3曲「忘れないで」「東京ブギウギ」「また逢う日まで」を元気よく楽しく歌い上げました。 


5月

カルガモ親子  さいたま市南元宿の数少ない田んぼにカルガモ親子が遊んでいました。5月18日の光景です

 

三島市源平川の春(松井さん撮影)

 

群馬県中之条四万の春 (スマホ写真)

 

春たけなわ

今年の桜は予想より大分遅れ4月4日ごろが満開となりましので近くの桜を撮ってきました。